一.安全上の注意

ここに示した注意事項は、製品を安全に正しくご使用いただき、他の人々への危害や損害を未然に防止するためのものです。
注意事項は、危害や損害の大きさと切迫の程度を明示するために誤った取り扱いをすると生じることが想定される内容を「警告」と「注意」に区分しています。いずれもお客様の安全や製品の保全に関する重要な内容ですので、必ずお守りください。

 警告

・本製品は水面上に浮力を出す機能がありますが、生命の安全を保証するものではありません。

・このドローンフロートはドローン、ラジコンヘリ及び付帯する機器以外に使用しないで下さい。

・膨張装置を作動させた場合は再使用しないで下さい。一度作動させると、炭酸ガスボンベ内のガスが無くなり再使用出来ません。エアバックが作動すると格納容器を破損している場合がございますので新たにご購入ください。

・格納容器には密封シールが貼ってあります。容器開封後は気室を傷つけ、使用出来なくなる恐れや装置の不具合等の原因がわからなくなるので開封した製品に対しての保証はできません。

・装着はナイロンベルトとインシュロック等で二重(異なる固定方法)に固定し、飛行中の落下を防止してくださいまた固定バックル等の部品が壊れていないか、ベルトや、本体の縫製が破れていないかを使用する毎回確認して下さい。

・ドローンフロートは所有者及び使用者が責任を持ってメンテナンスするようにして下さい。容器の破損、装置を高温多湿に放置するなどすると正常に稼働しない場合がございます。湿度の低い暗所やケースなどに入れて保管してください。

・装置の交換は3年に1度定期交換をお薦めいたしますが、使用頻度や使用状況によりメーカーによる点検・交換を3年以下で推奨いたします(有料)。

・ドローンフロートは絶対に改造しないで下さい。ドローンフロートとしての機能を失う恐れがあります。

 注意

・ドローンフロート本来の目的(水没回避)以外の用途に使用しないで下さい。

・装着前に気室が膨らんでしまっていないか、容器が変形していないかを確認してください。

・雨天若しくは高湿度の時には使用しないでください。

・浮力N25を確保しておりますが、装着するドローンの浮力がわからない場合は装置を複数装着してください。

・0℃以下で使用する場合、ボンベ気室の圧力が低くなり本来の機能を発揮できない場合があります。

・ドローンフロートの使用前には、本体・部品に損傷や濡れた跡がないか確認して下さい。もし異常が認められた場合は、ただちに使用を中止し販売店または当社に点検を依頼して下さい。重大な事故に繋がる恐れがありますので、そのまま使用を続けることは絶対に避けて下さい。

1.保管方法

次のような場所や条件での保管は絶対にしないで下さい。製品の劣化を早めドローンフロートのエアバックが作動しなくなる恐れがあります。

・直射日光の当たるところ ・他の物の下積みになるところ
・ストーブやヒーターの近く ・雨などで濡れたままでの保管
・気温または室温が40℃以上になる場所 ・無理に折りたたんでの保管
・水漏りするまたは多湿のところ ・寒暖差の激しい所
・蒸気のあたるところ

(膨張装置中に結露が起きるとセンサーが作動する恐れがあります。)

2.製品の買換え、修理の目安、操作について

このような状態が発生した場合には、製品を買換えるか、修理(有料)を依頼して下さい。

・格納容器が破損した時 ・気室が変色・損傷している時
・充気装置が破損している時 ・ベルトが破損している時
・水に濡れた時、雨天で使用した時 ・バックルが破損している時
・高温多湿で保管した場合

改造は絶対にしないで下さい。特に気室を損傷させる恐れがあります。

ドローンの格納容器が濡れた場合には必ず水分を拭き取り、常に乾燥した状態にしておいて下さい

ドローンに装着する事によって、重量が負荷(230g/個)されます。装着位置は考慮の上、急な操作などは控えるようにしてください。装着したことによる機体の重心がずれる事も想定されるので、急なレバー操作はコントロールに影響がでる場合があります。

3.ドローンフロートの装着について

本製品を装着の際は、国交省の「無人航空機の機能・性能に関する基準適合確認書」の提出が必要になる場合があります。同省で規制されたエリアで飛行させる際には最新の情報を得た上で装着してください。

ドローンフロートは水上や河川、海上などの上空を想定しておりますので、地上での撮影の際は装着したままでの飛行を推奨しません。